ビジネス覚え書 - 2005/02

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2005年2月
   
         

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2005年02月22日(Tue)▲ページの先頭へ
貸借対照表とは

減損会計のところで、「体格」という言葉を使いました。実はこの「体格」こそが、貸借対照表を理解する一番の近道だと思うのです。
よく貸借対照表を説明する上で、「資本・負債の部は資金の調達元、資産の部は資金の運用先」という表現が用いられます。もちろんそのとおり。ここまでは許しましょう。しかし「借り方と貸し方は一致するので、バランスシートと言う」と説明されると、絶対混乱すると思います。一致するも何も、貸借対照表はそれ一つが会社の体格を表すものです。借り方と貸し方は同一のもの、同じものを別の視点で見ているに過ぎないのです。つまり、調達元である資本・負債の部は、「あなたは何を食べてどういう栄養をとりましたか?」、運用先である資産の部はm「それがあなたの体の中で、どういう実になって、あなたの体格を形成していますか?」ということになります。「一致する」という考え方は、計算ミスを防ぐための簿記上での術に過ぎません。あくまでも貸借対照表は、一つのものを別の視点で見ている、といいうふうに覚えましょう。



2005年02月07日(Mon)▲ページの先頭へ
減損会計1

現時点での本当の「体格」を明示する。

企業の所有する固定資産が、市場環境の変化などで、貸借対照表の帳簿価格に比べ著しく下がってしまってる場合、その企業の体格を正しく示しているとはいえません。かつて、元オリンピック三段跳びの金メダリストだという方にお会いしたことがありますが、おじいちゃんはおじいちゃんでした。「昔とった杵柄」とはいうものの、現時点で三段跳びで金メダルを獲れ、というのは残酷な話ですね。
企業を取り巻く市場環境の変化が激しい昨今ですから、このような場合、国際会計基準では、貸借対照表に表示される帳簿価格(取得価額)と、現実との差額を算出し、費用として決算期に計上し、帳簿価額を減額するという方式をとります。これを減損会計といいます。
機械など、減価償却の適用範囲になっているもの以外、たとえば、土地や建物など、また無形固定資産といわれる、営業権、借地権などもこの対象になります。